ヤンセンファーマ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：ブルース・グッドウィン、以下、ヤンセン）は、C型肝炎治療に関する啓発キャンペーンを5月24日より開始いたします。
このキャンペーンでは、C型肝炎治療を経験し克服された吉幾三さんをテレビCMに起用し、C型肝炎の治療が近年日々進歩しており、治療の選択肢が増えてきているという現状を伝えるとともに、個々人の状態に合わせて、最新治療の中から適切な治療を受けるために専門医療機関またはかかりつけ医へ受診を呼びかける内容となっています。5月24日（土）よりテレビCMの放映を開始し、以降、新聞における広告展開、WEBサイト「肝炎ナビ」（http://www.kanen-navi.jp/）での動画配信、C型肝炎に関する小冊子配布、医療機関での「C型肝炎」を啓発するポスターの掲示やチラシの配布等の展開を予定しています。
「C型肝炎」啓発キャンペーンメインビジュアル
「C型肝炎」啓発キャンペーン概要
【背景】
現在、C型肝炎ウイルスを持っているキャリアの方は国内に約150万～200万人いると推計されています。C型肝炎ウイルスは感染すると肝臓に炎症が起こり、それを治療せず放置した場合、約3割の患者さんは自然に治癒しますが、約7割は持続する炎症により肝臓がダメージを受け慢性肝炎になり、さらに病気が進んだ状態である肝硬変に至り、やがて肝がんを発症するといわれています。
肝がんの発症を防ぐには、早期に適切な治療を行い、ウイルスを体から排除することが重要です。特に高齢者は、肝がん発症のリスクが高く、早期の治療開始が求められます。ところが、C型肝炎は自覚症状がないまま悪化するため感染に気付かず過ごしている方が多く、また、感染に気付いても、ウイルスを排除する治療を受けている方はまだ一部にすぎないという現状があります。早期に治療を開始するためにも、一生に一度はウイルス感染の検査を受検することが大切です。
C型肝炎の治療は進歩しています。このたびヤンセンでは、感染に気付いていない方や治療を踏みとどまっている方、過去に治療を断念した方に向け、「感染が分かったら専門医療機関またはかかりつけ医に行こう」というメッセージをお届けしたいと考え、C型肝炎治療を経験し克服された吉さんにご協力いただき、C型肝炎治療の啓発を行うことになりました。
【内容】
① テレビCM放映
C型肝炎治療を経験し克服された吉幾三さんが医療機関を受診することの重要性を力強く訴えるCMを放映します。
② 新聞・WEBにおける広告展開
新聞・WEBにて吉幾三さんがC型肝炎治療を啓発する広告を5月24日より順次掲載していきます。
③ WEBサイト「肝炎ナビ」での肝炎治療を啓発する映像の放映
吉幾三さんへの実際の治療についてのインタビューや30秒のCMを「肝炎ナビ」（http://www.kanen-navi.jp/）上で、動画として配信します。
④ 医療機関へのポスターの掲示
⑤ 疾患啓発冊子「ちょっと詳しいC型慢性肝炎のハナシ」の配布：資料請求者対象
C型肝炎治療啓発ポスターを制作し、全国の医療機関に掲示を依頼。
一般の方々に対してもC型肝炎の正しい治療方法への理解促進と認知向上をはかっていきます。
吉幾三さん プロフィール
氏 名： 吉 幾三 （よし いくぞう）
生年月日： 11月11日
出 身 地 ： 青森県
経 歴： 作曲家・米山正夫氏に師事。
1973（昭和48）/3/1『恋人は君ひとり』（芸名・山岡英二：現・日本クラウン）でデビュー。シンガー・ソング・ライターとして活躍。同時に映画・TVドラマにも出演。
『C型肝炎治療』の啓発映像イメージ
ヤンセンについて
我々ヤンセンは、現代においてもっとも重要な「いまだ満たされない医療ニーズ」への対応と解決に力を注いでいます。これには、がん、免疫疾患、精神・神経疾患(中枢神経・疼痛)、感染症・ワクチン、代謝・循環器疾患が含まれます。患者への貢献という強い意思に基づき、革新的な製品、サービスを開発提供し、健康問題の解決に努め、世界中の人々を支援しています。ヤンセンファーマ株式会社は、ヤンセンファーマシュ―ティカルグループのひとつです。