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ヤンセンファーマ、経口抗真菌剤「イトリゾール®カプセル50」爪白癬のパルス療法承認取得 ~投薬期間を大幅に短縮し、患者さんのQOLを向上~

2004/02/05

米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品日本法人、ヤンセンファーマ株式会社(社長:関口 康)は、去る2月19日付で経口抗真菌剤「イトリゾール®カプセル50」(一般名:イトラコナゾール)の爪白癬における用法用量の一部変更承認を取得しました。これにより、イトリゾール® による爪白癬のパルス療法が可能になりました。

 

イトリゾール® パルス療法
パルス療法とは、間歇(かんけつ)療法ともいわれ、一定の休薬期間をおきながら服薬する治療法です。これまで、爪白癬の経口薬での治療では、多くの場合半年間毎日服薬する必要があるため、長期服薬に伴う患者さんの心理的・経済的負担の解消が課題となっていました。この度、爪白癬に対する用法用量の一部変更が承認されたことで、イトリゾール®による爪白癬の治療法は連続投与からパルス療法になり、患者さんの負担を軽減できるようになりました。

 

イトリゾール®のパルス療法は、1週間服薬した後3週間休薬することを3回繰り返す療法で(服薬日数合計は21日間)、患者さんの服薬コンプライアンス及びQOLの向上が期待できます。海外では欧米を含め、このパルス療法が55カ国で承認(2003年末現在)されており、爪白癬治療の主流となっています。

 

パルス療法は、爪の成分であるケラチンとの親和性が高いイトリゾール®の特長を利用しており、爪中で長期にわたって高い薬剤濃度を維持します。このため、服薬終了後もイトリゾール® が爪中の白癬菌に対して有効に働きかけ、高い治療効果が期待できます。

 

イトリゾール®のパルス療法は、患者さんのQOL向上で望まれる服薬期間の短縮と総投与量の減少を実現しながらも高い効果が期待できる爪白癬の治療法です。

 

*イトリゾール®はヤンセンファーマ株式会社の登録商標です。

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