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新規経口鎮痛剤の共同開発について

2005/02/19

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:関口 康)、日本新薬株式会社(本社:京都市 社長:初山一登)及びグリューネンタール社(本社:独アーヘン市 社長:Dr. Eric-Paul Paques)の3社は、2月14日付で、新規経口鎮痛剤「塩酸トラマドール(一般名)」の日本における共同開発に関する契約を締結しました。

 

「塩酸トラマドール」は、グリューネンタール社で創製、開発された中枢性の経口鎮痛剤で1981年にドイツで発売されて以来、現在、世界100カ国以上で広く販売されています。

 

これまで、日本新薬は、1996年に「塩酸トラマドール」をグリューネンタール社から導入し、がん性疼痛領域の臨床開発を進めていましたが、本契約の締結を機に、ヤンセンファーマが新たに非がん性疼痛領域の臨床開発を担当することになりました。今後、各領域における臨床開発は両社が分担して実施しますが、いずれの領域においても承認申請は両社が行い、承認取得後は両社が各々の製品名(商標)で販売する予定です。

 

【会 社 概 要】
ヤンセンファーマ株式会社
設立:1978年
所在地:東京都千代田区
株主:米国Johnson&Johnson
社長:関口 康
売上高:610億円(2003/12)
業務内容:医薬品および医薬関連製品の開発・製造・販売
従業員数:1,102人(2003/12)

 

日本新薬株式会社
設立:1919年
所在地:京都府京都市
社長:初山一登
売上高:513億円(2004/3)
業務内容:医薬品及び食品の製造販売
従業員数:1,834人(2004/3)

 

グリューネンタール社
社名:Grunenthal GmbH
設立:1946年
所在地:独アーヘン市
社長:Dr. Eric-Paul Paques 
売上高:716mil.ユーロ(2003/12)
業務内容:医薬品の製造販売
従業員数: 5,000人(2003/12)