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ヤンセンファーマ、「爪白癬」疾患啓発の新聞広告を4月16日から展開

公開日: 
2005/04/15

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の医療用医薬品日本法人、ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:関口康)は、「爪白癬」の疾患啓発を目的とした新聞広告を4月16日(土)以降、全国で展開します。

 

広告では、一般に「爪水虫」とも呼ばれている「爪白癬」の症状、診断および治療について、疾患部位の写真とともに、NTT東日本関東病院特別顧問の原田昭太郎氏の解説が掲載されています。また爪白癬が、なかなか完治せずに繰り返す足水虫の原因の一つとなっていること、家族内感染の可能性があることについても触れ、爪に異常がある場合には、早期に皮膚科専門医で受診することを呼びかけています。掲載日は水虫シーズンを意識し、4月16日(土)の第一弾を皮切りに5月と6月の3回、全国紙および地方紙朝刊に掲載の予定です。

 

ヤンセンファーマは、爪白癬の治療に用いられる経口抗真菌剤イトリゾール®カプセル50を販売しており、2004年2月には、イトリゾール®カプセル50での新用法・用量である「パルス療法」の承認を取得しました。爪白癬治療には、内服薬による治療が効果的で、半年から1年間ほど毎日薬を服用する方法と、服薬期間と休薬期間を繰り返すパルス療法があります。パルス療法は、1週間服薬した後に3週間休薬することを3回繰り返す療法(服薬日数合計は合計21日間)のため、服薬期間が大幅に短縮され、患者さんの服薬コンプライアンスおよびQOLの向上が期待できます。

 

爪白癬について
真菌の一種である白癬菌が爪の中にまで侵入しておきるのが爪白癬(爪水虫)です。親指の爪に多く発症し、爪が白く濁る、変形する、ぼろぼろと欠けるという症状があります。爪水虫だけでは自覚症状はほとんどありませんが、症状が進んで爪がもろくなってくると、靴を履くときなどに痛みを感じることがあります。日本では、およそ1,200万人(10人に1人)が爪水虫に罹患しているといわれ、水虫感染歴の長い中高年層に特に多く見られます。塗り薬では、硬い爪の中にまで薬の成分が届きにくいため、治療には内服薬が有効とされています。