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世界糖尿病デー2016

糖尿病と命にかかわる合併症に対するヤンセンの決意

6秒に1人が糖尿病で亡くなっています。2015年には、世界で500万人もの命が糖尿病により奪われました。糖尿病患者数は年々増えており、この疾患に対する意識を変えない限り、死亡者数も増加の一途をたどるでしょう。

今年の世界糖尿病デーは検査の奨励をテーマに、糖尿病や、盲目症、心血管疾患、腎不全、下肢切断など命にかかわる合併症の早期診断と早期治療を啓発します。糖尿病合併症は、血糖、体重、血圧、およびコレステロール値をできる限り正常値に近づけ、維持することにより、発症を予防または遅らせることができます。すなわち、疾患の遮断、根本的原因への対処、早期介入、およびソリューションの模索が疾患の進行阻止、さらには回復につながります。

ヤンセンは、血糖への対処だけでなく、糖尿病に伴う致命的な合併症への取り組みにも状況改善の可能性を見出しています。3年前、ヤンセンはナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤を発売しました。これは最新の糖尿病治療薬であり、2型糖尿病を患う成人の血糖低下に極めて有効であることが実証されています。この新たな治療薬により、すでに多くの人々の生活に大きな変化が現れています

ジョンソン・エンド・ジョンソングループの企業は、世界的に大きな重荷となっているこの疾患に一丸となって立ち向かっています。私たちの結束力の源になっているのは、予防、遮断、および介入における新たなイノベーションにより、継続的なケアを強いられる患者さんの負担を軽減したいという強い思いです。ジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・ケア・カンパニーズ(JJDCC)では、新たなオンデマンドインスリン送達システムの発売を予定しています。このシステムにより、食事時投与とより適切な血糖コントロールを促進するための、注射を用いず、着けていても目立たない新たな装着型インスリン送達カテゴリーが生まれます。また、JJDCCおよびジョンソン・エンド・ジョンソン・ダイアベティス・インスティテュートはジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケアとともに、中東およびアフリカ、ロシア、および米国における新たな官民パートナーシップを通して、糖尿病関連の疾患に苦しむ世界中の患者さんのケアおよび専門教育の改善に取り組んでいます。それと並行して、エチコンは、増え続ける臨床研究およびエビデンスの調査と活用により、肥満および肥満関連の健康状態、特に2型糖尿病の患者さんを対象とした、健康増進が期待される手順としての肥満外科手術に関する世界規模の話し合いを推進しています。エチコン主催のSTAMPEDE臨床試験は、糖尿病外科手術の無作為化比較試験として最大規模です。

ヤンセンは今後も、糖尿病とそれに伴う深刻な結果をいかに捉え、取り組むべきかを探求していきます。世界糖尿病デーには、これまでのヤンセンの糖尿病管理を振り返り、糖尿病の予防と遮断、従来の治療方法の変革、そしてこの疾病の撲滅を目指す革新的なソリューションの開発に取り組む決意を新たにします。

 

James List

 

James List, M.D., Ph.D.
循環器・代謝疾患領域部門、
グローバル責任者

 

 

循環器・代謝疾患

Cardiovascular & Metabolism

Micro Pancreas
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