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HIV治療&予防の重点的な取り組み

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Infectious Diseases & Vaccines

The structure of HIV
The structure of HIV
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
HIVを過去のものにするためのヤンセンの約束

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は現代で世界的に最も大きな健康問題の一つとして残されており、世界規模で見て、3,670万人の人々が現在HIVとともに暮らしており、180万人以上が毎年新しく感染していると推測されています1。HIV感染症が地域間でかなり変化し続けており、サハラ以南のアフリカでは最も深刻な影響を受けています。


HIVの3Dモデル

進捗状況

現在、HIV/AIDS(後天性免疫不全症候群)の世界的拡大の抑制は飛躍的な進展をみせています。2005年以来、世界的なAIDS関連死は48%まで落ち、2010年以降、子供の新しいHIV感染は47%まで減少しました2。HIV/AIDSに対する世界的な闘いでかなりの進歩が見られてきましたが、長期間影響をもたらす全人的な、継続性のある、観測可能な解決法を開発するためにやるべきことが多く残されています。

HIV療法を最適化

多くの人にとって、抗レトロウイルス治療(ARV)における革新によって、HIVは致死的な疾患ではなくなりましたが、生涯にわたる治療で慢性状態を管理しなければなりません。現在の治療法は一生涯投薬を続けなければならず、有効性、長期安全性、忍容性および利便性を最適化する必要がHIVとともに生きる人々および医療従事者にとって最も重要となります。

HIV/AIDS治療の最大長所の一つは、単剤療法(STR)すなわち複数のHIV製剤を混合したものを一つの錠剤にした混合薬の開発にあります。STRは簡単な服用方法によって患者の生活を改善する可能性があり、薬代を減らしたり、治療方法に従わない患者さんに対して役立つ可能性があります。1日1回1錠の完全なHIV服用方法は、複数錠剤服用法と比べて、治療方法遵守、患者満足およびウイルス学的な転帰を改善することが示されています。

服用方法の非遵守はHIVとともに生きる多くの人々にとって課題となっており、HIV製剤抵抗性を引き起こす要因の一つとなっています。ヤンセンの希望は、STRのような革新的な解決方法を開発することによってすべての人々が管理できるHIV療法を作ることであり、また長期間作用する服用方法にすることです。ウイルス抑制を達成しているが、HIVをコントロールするために毎日服用しなければいけない人にとって長期間作用効果のある服用方法は、効果的で受け入れられる代替法となる可能性があります。

ヤンセンは、教育、予防、検出そして治療を通してHIVを終息させるために25年間の責務に基づいた開発を続けており、それによって私たちはいつかHIVを歴史にすることに役立てることができるのです。

患者さん、支援者の方々、医療従事者、その他の先端の製薬会社および科学者たちとのパートナーシップにより、ヤンセンは過去10年にわたって8種類の承認済みのHIV製剤を導入してきました。ヤンセンのHIV製剤は簡素化した製剤化で治療の有効性と忍容性を転換させることに役立っています。また、現在開発中の治療法が他にもあり、これは世界中のHIVとともに生きる人々の必要性に応じることを目標としています。

ワクチンを求めて

HIVに対する予防的ワクチンを開発することがヤンセンの究極の目標です。なぜなら、HIVの世界的な流行の流れを変えるために必要であると専門家たちが同意しているためです。しかし、HIVワクチンの発見は歴史的に見て難しく、単一組織だけでは成し得ることができず、世界中の協力が必要になります。ヤンセンは世界最先端の特定の組織と力を合わせて、HIV-1予防ワクチンの開発を推し進めています。

ヤンセンがHIVに関して行った進歩についてもっと詳しく知る。

参考

1 World Health Organization.(2017).HIV/AIDS. [online].Available at: http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs360/en/ 最終アクセス日:2018年2月

2 UNAIDS.(2017).Fact sheet - Latest statistics on the status of the AIDS epidemic. [online].Available at: http://www.unaids.org/en/resources/fact-sheet Last accessed:2018年2月