感染症研究における連携

ヤンセンのイノベーションは、新しい治療とワクチンを発見および開発し、世界中の感染症を治療および治癒し、治療結果と患者さんの生活を改善するというヤンセンの使命に基づいています。ヤンセンは長く強固なパートナー連携と、革新的な新治療の迅速な開発およびアクセスにしっかりとした実績があり、感染症でさらなる成功を収め、この領域のグローバルリーダーになることを目指しています。私たちは関心、努力、科学の専門知識を組み合わせることにより、世界で一度にひとりずつ真のケアを提供し、公衆衛生を改善し、人々がより長く健康的な生活を送れるよう支えることを目指しています。

ヤンセンは、医療が現在直面している複雑な課題を解決するためには、提携すること、さらに知識と能力を共有することが必要だと信じています。感染症およびワクチン領域における最近の提携事例をいくつか紹介します。

ヤンセンはMedivir ASと協働で、慢性C型肝炎（HCV）を治療するNS3/4Aプロテアーゼ阻害薬を開発しています。この薬は数種類の薬剤を組み合わせて開発されています。

ViiV Healthcare社との提携により、ヒト免疫不全ウイルス（HIV）を抱えて生きる人々の維持療法のため、新しい単剤処方の治療法を開発しています。小児用に合わせて、薬剤の組み合わせをさらに研究中です。

ヤンセンはGilead Sciences社と協定を結んでいます。Gilead Sciences社はヒト免疫不全ウイルス（HIV）を抱えて生きる人々のために、単剤処方の治療法を2種類開発しています：プロテアーゼ阻害剤を基盤にした治療法ではヤンセンが、非核酸系逆転写酵素阻害剤を使用した治療法ではGilead Sciences社が、それぞれ最終的な責任を負っています。