ヤンセン・プリベンション・センターのリーダーシップ

Frank de Wolfは、ヤンセン・プリベンション・センターのグローバル責任者として、健康寿命を延ばす疾患予防の新たなコンセプトの開発研究を推進する役割を担っています。Frankはこの要職に2017年3月に任命されました。

Frankは、2015年初頭のヤンセン・プリベンション・センター設立以来、オペレーションおよびメディカルアフェアーズのリーダーの任に就いています。この役割において、Frankは研究センターの実務進行と戦略開発を支援してきました。また、ヤンセン・プリベンション・センターの予防マーカーのプラットフォームにおいて主導的な役割を果たし、健康と疾病リスクの新しいバイオマーカーを同定するコラボレーション研究を推し進めてきました。この業務から得られた結果により、人々の健康維持と生き生きとした生活に役立つ、さらなる研究が進んでいます。

Frankは25年以上にわたってHIV/AIDS研究で主導的な役割を果たした後、2012年末にヤンセンに入社しました。この新しく登場した分野には1984年に参入し、HIV/AIDSの自然発達の解明に役立つコホート研究を開始し治療開始に導く発症数理モデルの開発を主導してきました。Frankは2001年にDutch HIV monitoring foundationを設立し、11年間ディレクターを務めた後、ヤンセンに入社しました。当初はCrucell Vaccine Instituteの最高執行責任者と最高医務責任者の任に就いていました。

また、英国School of Public Health of Imperial College Londonの感染症疫学部門の臨床レトロウイルス学の教授職に就いていますオランダのUniversity of Amsterdamで医師の資格と博士号を取得しており、医学微生物学者として登録されています。

Frankのリーダーシップの下、ヤンセン・プリベンション・センターは、加齢に伴う非伝染性疾患の予防に注力し、予防のための新しいアプローチを今後も模索していきます。

ヤンセン・プリベンション・センターのテクノロジー責任者として、Anthony Williamsonは非感染性疾患を予防する革新的なテクノロジーを入手、開発するため様々な役割を担っています。この役割において、Anthonyは科学技術とその発見においてすばらしい業績をあげました。技術開発の発掘に長けており、世界規模のコラボレーションを確立し、社内において専門知識を構築する能力を発揮しました。

2015年初めにヤンセン・プリベンション・センターが設置され、Anthonyはそのマネジメントチームに任命されました。Anthonyは、2011年にCrucell Vaccine Institute（CVI）のInnovation and Discovery部門のシニアディレクターとして、ヤンセン・リサーチ・アンド・ディベロップメントに入社し、その年にラホヤ（米国カリフォルニア州サンディエゴ）の新しい研究所の設立に携わりました。2013年半ばまでこの研究所のリーダーとして、抗体の発見とエンジニアリングのための新しい技術開発と応用を推し進め、感染性および非感染性疾患の両方をターゲットとするワクチン計画を開始しました。

2013年6月には英国のロンドンへ移り、疾患の予防、遮断、治療に有望な効果をもたらす可能性で注目される微生物叢についての研究土台をCVI内に設立しました。Anthonyのリーダーシップの下、ロンドンとラホヤに設立された研究拠点はヤンセン・プリベンション・センターへとその始動時に移行しました。オランダのライデンを拠点とし、研究を補完する専門知識を導入しました。

CVIに入社する前は、米国を拠点とするバイオテクノロジー企業2社（Calmune CorporationとPrion Solutions Inc）を共同創設し運営していました。1992年～2007年まで、カリフォルニア州ラホヤにあるScripps Research Instituteの免疫学部門に勤務し、最後の4年間は准教授を務めました。

Anthonyは分子免疫学の博士号を取得しており、多くの学術賞を受賞しています。彼の業績により、プリオン病への洞察をもたらす強力な研究手段としてモノクローナル抗体の利用が進みました。