「私たちは創薬に対する科学的アプローチを信頼しています。」
Chris Takimoto, M.D., Ph.D.
実験医学、早期開発部門バイスプレジデント
初期の薬剤開発では、新たな化合物を探索し、深く研究し、治療薬としての可能性を厳しく評価するという特別な科学的思考を必要とします。探索を行うサイエンティストは多くの化合物を効率よく試験して厳しく評価する必要があり、化合物の多くは科学的に有望でも、どのプロジェクトも実現するわけではないことをよく知っています。
ヤンセンでは、ワールドクラスの開発と市場化能力を探索チームに緊密に組み合わせることで、化合物の可能性を満たすための探索活動の力を最大限まで引き出します。これらの統合チームは疾患分野の拠点(ヤンセンが深い専門知識を持ち、共通の目標と目的に対して、早期と後期の研究、開発、市場化能力を戦略的に調整する疾患領域)の中に組織されます。(疾患分野の拠点の詳細。)
このアプローチにより、明確な医療ニーズや治療経路、標的に対するヤンセンの先進的探索プラットフォームとテクノロジーポートフォリオを十分に活かすことができます。
ヤンセンの探索プラットフォームの内容:
- 抗体介在性細胞毒性
- 免疫腫瘍学
- シグナリングキナーゼ
- 腫瘍代謝
- エピジェネティクスおよびタンパク質プロセシング
- モノクローナル抗体
ヤンセンのテクノロジープラットフォームの内容:
- 低分子化合物探索
- コア抗体テクノロジーおよび抗体複合体
- 生物学的タンパク質の変換プラットフォーム
- 細胞療法と再生医療(細胞療法とコンビネーション製品)
- ワクチンおよび免疫治療
科学を現実の世界に応用
ヤンセンのハイレベルな統合と戦略的協力はまた、標的となる疾患領域についての深い専門知識が複数の学問領域に渡って培われ、実験室で生まれた新たな治療を患者さんに届けられるようにしています。私たちの目標は、実験室で得たことをできる限り早く意味のある臨床上のベネフィットに結びつけるため、トランスレーショナル医療のもつすべての可能性を実現することです。
ヤンセンは探索、開発、製造、モノクローナル抗体のテクノロジーにおいて、中核となる強みとインフラストラクチャを有しており、また、新たな生物学的製剤のプラットフォームの開発と使用におけるリーダーです。
がんという課題の解決は一企業、一研究機関でできるものではないことを私たちは知っています。この課題に立ち向かうため、研究による提携を通じて、私たちは産業界と学術界の優れた科学的思考を、内外を問わず結集しています。
がん
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