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ヤンセンファーマ、業界初の大規模Web会議システムの本格運用を開始 ~MRの更なる生産性向上を期待~

2004/11/25

米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品日本法人、ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:関口 康)は、このたび900ユーザーに及ぶ大規模Web会議システム「GloBiz21 Enterprise(グロービズ21 エンタープライズ*)」の大規模インフラ整備に着手いたします。

当社は、今後、本年4月に導入した本システムの活用範囲を段階的に広げながら、来春までに利用者の自宅に高速通信回線を敷くインフラ整備を完了し、本格運用を目指します。

 

本システムは、利用者が有線LANブロードバンド環境下においてモバイルPCにアクセスすれば、場所を選ばず、教育研修や社内会議に参加することを可能とするもので、社員は互いが離れた場所にいても、実際にフェイス・ツー・フェイスに近い綿密なコミュニケーションを図ることが容易になります。

 

現在、ヤンセンファーマでは全国12支店に約650名のMR(医薬情報担当者)を配し、医薬品の適正使用促進を目的とした情報提供活動をおこなっていますが、これまで重要な営業施策を全体で協議しようとした場合、MRは定期的に本社または各支店に移動する必要がありました。しかし、この大規模Web会議システムの導入と高速通信網整備の進展によって、MRは「いつでも」「どこでも」「誰とでも」画像や音声を伴いながらコミュニケーションを交わすことが可能となります。そして、これによって、縦割りの情報共有になりがちな営業の現場に新たな横串を通していくことも推進していきたい考えです。

 

ヤンセンファーマでは、本システムの活用によってMRの移動に伴う旅費交通費の低減を図るとともに、会議や集合研修への参加のために割かざるを得なかった時間を、本来のディティール活動に充当することによって機会の損失を防ぎ、これまで以上に顧客の満足度向上、そしてMRの生産性向上につなげていく計画です。

 

なお、本システムの導入による効果は、MRの外勤時間の増加による売上インパクト、移動に伴う経費支出削減等をトータルに勘案し、初年度約2.3億円と見込んでいます。初期投資額については公表いたしておりません。

*取扱い先:(株)電通国際情報サービス
http://www.isid.co.jp/

 
【本システムの特徴】
・有線LANインターネット環境でのモバイルPCクライアントからも会議やセミナーに参加可能。
・教官による教育セミナー後の個別フォローが容易に。
・一箇所に集合せずに、遠隔地からでも会議への参加が可能。
・部署ごとの会議召集やスケジュール調整がより簡便に。
・オンタイムに会議やセミナーに参加できなくても、録画機能の再生で情報収集が可能に。
・資料も同一画面に表示可能なため、説明が簡潔に行える。
・クライアント側では社外ネットワーク環境で利用することもでき、通信コストが安価。
・無駄な移動時間や移動に伴うコストを省くことができる。
・非公式ミーティングであっても本社スタッフの随時参加が可能に。

 

【"GloBiz21 Enterprise"について】

"GloBiz21 Enterprise"は多地点間相互コミュニケーション・PCシステムです。
その特色はLAN上のサーバにGloBiz21をインストールすることで、クライアントPC側ではカメラ・マイク・Web閲覧用ブラウザを用意するだけで、社員同士が容易にコミュニケーションを図ることが出来る点にあります 。

 

【その他の特色】

録画・再生機能(録画時間はハードディスク容量に依存)
圧縮技術はAPC(Advanced Pre Cording)を採用
標準パッケージで1会議室に50名まで入室可能(カスタマイズで275名まで入室可能)
同時に複数会議室の開設、運用が可