Skip to main content

ヤンセンファーマ、新組織体制を構築 ~営業とマーケティングを統合し、3事業本部制を導入~

2009/12/25

米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品日本法人、ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トゥーン・オーヴェルステンズ)は、2010年1月1日付けで、3事業本部(ビジネスユニット)制の導入をはじめとした、新たな組織体制をスタートいたします。

 

営業組織では、「CNS(中枢神経系)事業本部」「腫瘍・ウィルス・免疫事業本部」「疼痛 ・感染症事業本部」の3事業本部を新たに設置します。これまで独立していた「営業本部」と「マーケティング本部」、また製品研修や販促資材制作、学会関連を担当する機能も事業領域ごとに3つの事業本部へそれぞれ統合し、製品ごとにリソースを特化・注力していきます。

 

現在ヤンセンファーマが持つパイプラインは、今後ますます専門性の高い製品群が増え、医療機関などの顧客からより科学的な情報提供を求められることが想定されます。事業本部制の導入により、営業とマーケティングとのコラボレーションを一層加速し、専門領域に特化しながら、医療従事者や患者さんなどの顧客に対し、スピーディかつ顧客ニーズに合った適切な対応を可能にします。

 

また、11月1日付で発足した「サイエンティフィックアフェアーズ本部」(以下、SA本部)の中に、3つの事業本部の疾患領域に対応する形で「サイエンス部」(「CNSサイエンス部」「腫瘍・ウィルス・免疫サイエンス部」「疼痛・感染症サイエンス部」)を設置し、医師、医療機関、アカデミア(研究者)などの顧客に対し、科学に基づいた付加価値の高いサービスを提供していきます。

 

さらにSA本部内には「ヘルスケアコンプライアンス部」を新設し、国内ならびにグローバルの倫理基準にのっとったコンプライアンスの遵守を確実なものにしていきます。
サイエンティフィックアフェアーズ本部は、営業組織とは独立した組織として、社内における医学・科学の専門家集団としての役割を担っていきます。

 

ヤンセンファーマは、新薬の上市と医療現場への情報提供をますます加速し、未だ満たされない医療ニーズにこたえていくことで、これからも日本の健康と医療に貢献していきます。

 

 

 

 
1.組織変更(部格以上)

 

1)事業本部制の導入
·以下、3事業本部を新設する。

 

(1)CNS事業本部
   各製品の戦略を統括する「コンスタマーケティング部」「パリぺリドンマーケティング部」
「コンサータ®マーケティング部」「ガランタミンマーケティング部」、
各地域の営業を統括する「東日本支店」「首都圏支店」「東海支店」
「関西・四国支店」「西日本支店」を置く。

 

(2)腫瘍・ウィルス・免疫事業本部
各製品の戦略を統括する「ベルケイド®マーケティング部」「ドキシル®マーケティング部」「HIVマーケティング部」
「CNTO1275マーケティング部」「CNTO148マーケティング部」、各地域の営業を統括する
「東日本支店」「西日本支店」を置く。

 

(3)疼痛・感染症事業本部
各製品の戦略を担当する「デュロテップ®マーケティング部」「JNS013*1マーケティング部」
「イトリゾール®マーケティング部」「アルチバ®マーケティング部」、各地域の営業を担当する
「東日本支店」「首都圏支店」「東海支店」「関西支店」「中・四国支店」「九州支店」を置く。

    *1 JNS013…トラマドール/アセトアミノフェン(一般名)の開発番号 <開発ステージPIII>

 

·3事業本部全てを支援する共通部門として、「営業統括部」「マーケティング統括部」「流通統括部」を新設する。

 

2)サイエンティフィックアフェアーズ本部の拡充と再編
·3事業本部に対応する形で「CNSサイエンス部」「腫瘍・ウィルス・免疫サイエンス部」
「疼痛・感染症サイエンス部」を新設する。
·現「安全性管理部」は、「ファーマコビジランス部」へ名称変更する。
·現・営業本部傘下にある「医薬情報部」は、サインティフィックアフェアーズ本部へ移管する。
·業務標準化などのサイエンティフィックアフェアーズ本部の共通管理業務を担う
「クオリティーマネジメント部」、各種コンプライアンス関連業務を担う
「ヘルスケアコンプライアンス部」を新設する。
·医学・科学的なアプローチでアカデミア等との関係を構築・維持するために
「サイエンティフック・リレーションズ・オフィサー」を新たに置く。

 

 3)コミュニケーション本部の新設
·社内外コミュニケーションのさらなる強化を目的に、コミュニケーション本部を新設する。