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ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤 「CNTO148」 (一般名:ゴリムマブ) 国内製造販売承認申請のお知らせ

2010/07/06

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トゥーン・オーヴェルステンズ)は、このたび、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤 「CNTO148」 (一般名:ゴリムマブ)の関節リウマチ治療剤としての国内製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。

 

  ゴリムマブは、セントコア・オーソ・バイオテク社で創製、開発された皮下注射タイプのヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤。関節リウマチなどのTNFαが関与している炎症性疾患に対する治療薬として開発がすすめられ、2009年4月に米国、カナダにて、月1回の投与による、メトトレキサートとの併用での中等度から重度の関節リウマチの治療のほか、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎の適応で承認されました。現在では米国、カナダならびにヨーロッパ地域で、「SimponiTM」の製品名で発売されています(1)
 (1) 2010年4月現在

 

  日本では、ヤンセンファーマが関節リウマチの治療薬として開発に着手、第I相臨床試験を実施後2006年8月に田辺三菱製薬株式会社(当時は田辺製薬株式会社)との共同開発・共同販売契約を締結したのにともない、第II相以降の臨床試験はヤンセンファーマと田辺三菱製薬が共同で行ってまいりました。承認取得後は同契約に基づき、同一販売名で両社が共同販売する予定です。

 

  当社では、本年1月に乾癬の治療薬として国内承認申請をした抗インターロイキン(IL)-12/23p40ヒトモノクローナル抗体「ウステキヌマブ(海外製品名 Stelara®)」とともに、今後は自己免疫疾患領域にも注力し、患者さん、ご家族、医療関係者のみなさんにさらに貢献していきたいと考えています。