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ヤンセンファーマ、AD/HDのある方のつらさを疑似体験できる「バーチャルAD/HD セルフエスティーム版」をウェブサイトで一般公開  

公開日: 
2012/07/24

-「生きづらさ」の疑似体験をより多くの方に 周囲の理解促進に期待-

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トゥーン・オーヴェルステンズ 以下、「ヤンセンファーマ」)は、注意欠陥/多動性障害(以下AD/HD)のある方の特性を理解する事を目的に開発された心理教育ツール「バーチャルAD/HD セルフエスティーム版」の動画を、AD/HDの理解とより良い付き合い方をサポートするウェブサイト「AD/HDナビ」(http://www.adhd-navi.net/)で一般公開いたしました。

 

「バーチャルAD/HD」は、AD/HDのある方に見られる症状の一端を疑似体験する装置として、2008年に世界で初めて日本で開発されたものです。運用開始以降、全国の医療機関や教育・福祉施設などを対象に無償で体験機会を提供してきました。

 

AD/HDを正しく理解するには、AD/HDの特性を学ぶことに加えて、その特性に由来する「生きづらさ」を理解することが重要とされています。この度、「AD/HDナビ」にて一般公開された「バーチャルAD/HD セルフエスティーム版」は、特にAD/HDのある方の、他人には見えないつらさ・精神的負担を主観的に体験することに重きを置いた内容となっています。(実際の「バーチャルAD/HD」は専用ゴーグルとヘッドホンを装着して体験しますが、ウェブサイトではそこで流れる画像と音声を体験することができます。ゴーグルとヘッドホンは必要としません。)

 

「AD/HDナビ」には、「バーチャルAD/HD セルフエスティーム版」のほか、AD/HDを正しく理解するための動画やツールなど様々なコンテンツを掲載しています。今回、より多くの方に「AD/HDナビ」を訪問し、「バーチャルAD/HD セルフエスティーム版」を体験していただくことで、AD/HDのある方の支援と周囲のさらなる理解促進に貢献できるものと考えています。 

  

    

バーチャルAD/HD セルフエスティーム版 概要
【医学監修】
医療法人社団倭会 こころとそだちのクリニック むすびめ 院長 田中康雄 先生
(元 北海道大学大学院 教育学研究院 附属子ども発達臨床研究センター 教授)

【監修協力】 
NPO法人 えじそんくらぶ 代表 高山恵子 様
教育ジャーナリスト  品川裕香 様
企画: ヤンセンファーマ株式会社
後援: NPO法人 えじそんくらぶ

【AD/HDナビ バーチャルAD/HD セルフエスティーム版URL】
 http://www.adhd-navi.net/adhd/ikiru/tools2.html

 

以上

 

 

ヤンセンについて
我々ヤンセンは、現代においてもっとも重要な「いまだ満たされない医療ニーズ」への対応と解決に力を注いでいます。これには、がん、免疫疾患、中枢神経疾患、疼痛、感染症、代謝疾患が含まれます。患者さんへの貢献という強い意思に基づき、革新的な製品、サービスを開発提供し、健康問題の解決に努め、世界中のひとびとを支援しています。ヤンセンファーマ株式会社は、ヤンセン ファーマシュ―ティカル・グループのひとつです。