ご参考資料：
当資料は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが、2013年6月17日（現地時間）に発表した英文プレスリリースを日本語に翻訳再編集し、皆さまのご参考に供するものです。正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先します。
英文サイト：
http://www.jnj.com/news/all/johnson-johnson-announces-definitive-agreement-to-acquire-aragon-pharmaceuticals-inc
進行性前立腺がん治療薬が抗がん剤パイプラインを強化
[米国ニュージャージー州ニューブランズウィック 2013年6月17日] ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、ホルモン依存性悪性腫瘍の治療薬に力を注ぐ創薬と開発専門の非上場会社であるアラゴン・ファーマシューティカルズ社の買収につき、最終契約を締結したことを発表しました。
この買収にはアラゴン社のアンドロゲン受容体拮抗薬の開発が含まれており、なかでも最も有望な製品候補が第2世代のアンドロゲン受容体シグナル阻害剤ARN-509で、現在去勢抵抗性前立腺がん（CRPC）の第二相臨床試験を実施中です。
この契約の合意事項では、ジョンソン・エンド・ジョンソンが650万米ドルを現金で前払いするほか、アラゴン社があらかじめ定められたマイルストーンを達成した場合は、350万米ドルを上限とする追加支払いを行います。この契約は、2013年の第3四半期中に成立する予定です。
契約のクロージングに先立ち、アラゴン社はアンドロゲン受容体拮抗薬開発プログラム以外のすべての資産を、同社から分離して新たに設立される新会社に移す予定です。ジョンソン・エンド・ジョンソンはこの新会社の所有権を取得せず、新会社の製品や開発プログラムに関する一切の権利を保持することはありません。
この契約のクロージングは、ハート・スコット・ロディノ反トラスト改正法のクリアランスが得られ、アラゴン社の新会社への分離およびその他のクロージングに関する諸問題がクリアになり次第行われることになります。ジョンソン・エンド・ジョンソンとアラゴン社の取締役会は、ともにこの取引を承認しています。
アラゴン社の買収により、前立腺がん治療薬の開発におけるジョンソン・エンド・ジョンソンのリーダーシップがさらに強化されることになります。ヤンセンリサーチ＆ディベロップメント社グローバル・オンコロジー部門長のピーター・リーボヴィッツ博士は、「ARN-509はZYTIGA®を補完し、前立腺がん患者さんに新しい治療の可能性をもたらす薬剤です。前立腺がんはヤンセンが最も力を注いでいる分野のひとつであり、当社の開発ポートフォリオにARN-509を加えることができて非常に嬉しく思います」と述べています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンについて
１人ひとりの患者さんから世界全体をケアするという想い、ジョンソン・エンド・ジョンソンの社員を励まし、結びつける力となっています。私たちは研究と科学を信じ、人々の健康と幸福の進歩のために革新的なアイディアや製品・サービスを生み出しています。世界各地の全275社のジョンソン・エンド・ジョンソン グループカンパニーで働く約12万8000人の社員は、ヘルスケアにおけるパートナーの皆さんとともに働き、世界中で毎日数十億の人々の生命に触れています。
ヤンセン・リサーチ&ディベロップメント社について
ヤンセン・リサーチ&ディベロップメント社は、ジョンソン・エンド・ジョンソン グループのヤンセンファーマシューティカルカンパニーズのひとつで、ニュージャージー州ラリタンに本社を置き、欧州、米国、アジアに提携施設を有しています。ヤンセン・リサーチ&ディベロップメント社は、内外の革新的知見を活用し神経疾患、腫瘍、免疫疾患、感染症・ワクチン、心血管・代謝疾患の5つの治療分野において新薬およびソリューションの発見と開発に取り組んでいます。ヤンセン・リサーチ&ディベロップメント社についての詳細はwww.janssenrnd.comをご覧ください。
ヤンセンについて
我々ヤンセンは、現代においてもっとも重要な「いまだ満たされない医療ニーズ」への対応と解決に力を注いでいます。これには、がん、免疫疾患、神経疾患(中枢神経・疼痛)、感染症・ワクチン、代謝・循環器疾患が含まれます。患者への貢献という強い意思に基づき、革新的な製品、サービスを開発提供し、健康問題の解決に努め、世界中のひとびとを支援しています。ヤンセンファーマ株式会社は、ヤンセンファーマシュ―ティカルグループのひとつです。