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「シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター」における人工知能(AI)を 利用した関節リウマチ患者さん向け問合せ対応チャットボットの導入について

2020/02/12

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン、以下「ヤンセン」)は本日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター」(一般名:ゴリムマブ (遺伝子組換え)、以下「シンポニーオートインジェクター」)において、人工知能(AI)を活用した自動会話プログラムでお問合せに回答するAIチャットボット「Jボット」を導入し、シンポニーオートインジェクターを利用する関節リウマチ患者さん向けに運用を開始しました。

 

今回導入した「Jボット」は、木村情報技術株式会社が提供したAIチャットボットに、ヤンセンが作成したシンポニーオートインジェクターに関するQ&Aを学習させることで、一問一答形式での回答を実現した患者さん・介護者向け問合せ対応システムです。

 

「Jボット」は、シンポニーオートインジェクターを使用する関節リウマチ患者さんまたは介護者が抱くシンポニーオートインジェクターの管理、投与方法、副作用等の疑問に対して、速やかに回答し利便性を向上させることを目的に、お問合せに24時間365日回答することができます。関節リウマチでシンポニーを使用されている患者さんの会員サイト内で、夜間や休日でも患者さんまたは介護者の疑問に対応できることが期待されます。

 

ヤンセンは今後も、未だ満たされない医療ニーズに応えることで、患者さんのQOL向上に尽力していきます。

 

 

 

「シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター」製品概要

製品名: シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター
一般名: ゴリムマブ(遺伝子組換え)[JAN]
効能・効果: 既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
用法・用量: 関節リウマチ
メトトレキサートを併用する場合
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として50mgを4週に1回、皮下注射する。なお、患者の状態に応じて1回100mgを使用することができる。
メトトレキサートを併用しない場合
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として100mgを4週に1回、皮下注射する。

潰瘍性大腸炎
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として初回投与時に200mg、初回投与2週後に100mgを皮下注射する。初回投与6週目以降は100mgを4週に1回、皮下注射する。
製造販売承認日: 2019年3月8日
薬価基準収載日: 2019年5月29日
発売日: 2019年5月29日
薬 価: 121,539円
製造販売元: ヤンセンファーマ株式会社
販売元: 田辺三菱製薬株式会社

 

シンポニー®(ゴリムマブ)について

シンポニー(ゴリムマブ)は、ヤンセン・バイオテック社(旧:セントコア社)で開発されたヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤です。炎症の主要な原因物質の一つと考えられているTNFα(ヒト腫瘍壊死因子α)の働きを抑え、関節リウマチ及び潰瘍性大腸炎の症状を改善します。
日本においてシンポニーは、2011年7 月に「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」の効能・効果で、2017年3月に「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」の効能・効果で、それぞれ承認されています。
2018年4月に関節リウマチ治療におけるシンポニーの在宅自己注射が保険適用され、従来の4週に1回の定期的な通院による院内注射に加えて、「シンポニー®皮下注50mgシリンジ」による在宅自己注射が可能となりました。2019年5月に「シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター」が発売され、オートインジェクターでの在宅自己注射も可能となりました。

 

シンポニー®(ゴリムマブ)の自己投与について

シンポニーの自己投与は、医師により適用が妥当と判断された患者さんにおいてのみ可能です。さらに、在宅自己注射において「シンポニー®皮下注 50mg シリンジ」 がすべて「シンポニー®皮下注50mgオートインジェクター」に切り替わるものではありません。両剤の使い分けは、医療従事者と患者さんおよびその家族等が相談した上で、患者さんに最も適した製剤を使うことが必要です。
なお、2018年4月に関節リウマチ治療におけるシンポニーの在宅自己注射が保険適用されましたが、潰瘍性大腸炎治療におけるシンポニーの在宅自己注射の保険適用は、現時点では認められておりません。

 

関節リウマチについて

関節リウマチは、関節の滑膜に炎症が起こり、多くの関節で炎症による腫れや痛みが生じ、これらの症状が持続する疾患です。日本では約70~80万人の患者さんがいるとされています1。関節の炎症が進行すると、徐々に骨や軟骨が破壊され、関節が変形したり、関節が動かしづらくなったりするため、日常生活にも支障をきたします。また、関節以外にも全身の症状として微熱やだるさなどがおこることもあります。

 

潰瘍性大腸炎について

潰瘍性大腸炎は、原因不明の慢性炎症性腸疾患です。日本における患者数は219,700人とされ2、男女比は1:1で性差はないと報告されています3。青年後期および成年初期に診断されることが最も多く4、日本での発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25歳~29歳です3。下痢、直腸出血、体重減少、腹痛、発熱などの症状がみられ、強直性脊椎炎等の大腸炎性関節炎がみられる場合もあります5。また、生涯にわたり慢性的な寛解と増悪を繰り返す特徴があり、患者さんの約15%は、入院を要する急性発作を発現します6

 

コ・プロモーション契約について

ヤンセンは田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:三津家正之、以下「田辺三菱製薬」)と日本におけるシンポニーのコ・プロモーション契約を締結しています。本契約に基づき、ヤンセンは日本におけるシンポニーの製造販売元として田辺三菱製薬にシンポニーを供給し、国内での流通は田辺三菱製薬が担っています。また、医療従事者への情報提供活動については、ヤンセンと田辺三菱製薬の両社が共同で実施しています。

 

参考文献

  1. リウマチ・アレルギー対策委員会報告書(平成23年8月 厚生科学審議会疾病対策部会 リウマチ・アレルギー対策委員会)
  2. 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」2016
  3. 潰瘍性大腸炎(指定難病97). 難病情報センター. http://www.nanbyou.or.jp/entry/62, (参照2019-2)
  4. Loftus EV Jr. Clinical epidemiology of inflammatory bowel disease: incidence, prevalence, and environmental influences. Gastroenterology. 2004;126(6):1504-17.
  5. Stenson WF. Inflammatory bowel disease. In: Goldman l, Bennett, JC, editors. Cecil Textbook of Medicine, 21st ed. Philadelphia (PA): WB Saunders Co; 2000. p.722-9.
  6. Willert RP, Lawrance IC. Use of infliximab in the prevention and delay of colectomy in severe steroid dependant and refractory ulcerative colitis. World J Gastroenterol. 2008 Apr;14(16):2544-9.

 

ヤンセンについて

ヤンセンが目指すのは、病が過去のものになる未来をつくることです。
治療が困難な病を過去のものとするために、科学の力で病に打ち克ち、画期的な発想力で多くの人々に薬を届け、真心を持って癒し希望を与えます。私たちはがん、免疫疾患、精神・神経疾患、ワクチン・感染症、代謝・循環器疾患、肺高血圧症の分野で貢献ができると考え、注力しています。

ヤンセンに関する詳しい情報はwww.janssen.com/japan/をご覧ください。
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ヤンセンファーマ株式会社は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門であるヤンセンファーマグループの一員です。

 

【本件に関するお問合せ先】

  ヤンセンファーマ株式会社 コミュニケーション&パブリックアフェアーズ部 

  TEL:03-4411-5046 FAX: 03-4411-5050 E-mail: [email protected]